沖縄ホテル・宿泊施設支援プロジェクト「同居家族でStay Hotel(ステイホテル)」始まる

沖縄県緊急事態宣言(いわゆる県独自の緊急事態宣言)が1月20日に発出されて、2月7日までの予定が、2月間までに延長されました。

緊急事態宣言が出る前に、沖縄県議会では、新型コロナウイルスの影響で大きく減少した旅行客の影響で、ホテルや民宿などの経営が厳しくなってい来ているという事で、おきなわ彩発見キャンペーンの第3弾を行うための、予算が確保されたことがニュースとなりました。

しかし、緊急事態宣言が出たことによって、第3弾が行えない状態になっていましたが、今回の家族でStay Hotel事業という形でのプロジェクトを行うことが決まりました。

対象ホテルも発表され、詳細が発表されましたので、詳しく見ていきたいと思います。

今までのおきなわ彩発見キャンペーンについてはこちらをご覧ください。

家族でStay Hotel(ステイホテル)事業の概要

今回の事業は、沖縄県内独自の緊急事態宣言下において、しっかりと感染防止対策を施している沖縄県内の宿泊者施設で、沖縄県民にリフレッシュしてもらおうという取り組みです。

対象は、沖縄県民のみとなり、沖縄県民であっても、島をまたいだ移動はできません。

なので、住んでいる地域によって格差は生じてしまいますが、沖縄本島の人は沖縄本島内のホテル、石垣島や宮古島の離島に在住の方は、住んでいる島内のホテルに宿泊することに限られます。

実施期間は、2月10日から緊急事態宣言が出ている2月末までとなっています。

緊急事態宣言は状況によっては、解除される可能性もあります。

解除された場合には、解除日が発表された日以降は新規予約は停止されるので、注意が必要です。

それでは更に詳しく見ていきたいと思います。

ステイホテル事業の対象事業者、施設

まず、宿泊事業者としての対象は以下の通りになります。

  1. 沖縄県感染防止対策徹底宣言ステッカー(「シーサーステッカー・RICCA QR コード付き」)を登録している施設
  2. 業界ガイドラインに沿った体制が整っていること
  3. 宿泊者が泊まる部屋にはトイレ、風呂が完備されていること
  4. 同居家族、一部屋が原則で、別の同居家族と同じ部屋にならないこと
  5. 感染防止対策がなされた上で食事の提供を行うこと
  6. 食事のデリバリーを行う場合は、宿泊者とのトラブルを避ける為、店舗名、メニュー、料金を宿泊プランに掲載すること

1のシーサーステッカーというのは、弊社(あーる・てぃー・しー合同会社)も取得していますが、こういったステッカーになります。

沖縄県内の飲食店などでは、よく見かけるようになったと思いますが、しっかりと予防ガイドラインを遵守していますという宣言ステッカーです。

そして、しっかりと宿泊者が安心できるように、感染防止対策を行っていることが条件となります。

また対象地域は沖縄県全域となりますが、宿泊者は、島をまたぐ移動はできないので、沖縄県本島のホテルは、沖縄県本島のお客さまのみが対象となります。

対象となる宿泊施設については、沖縄観光コンベンションビューローのホームページ内に記載されました。

【沖縄県民の皆様へ】「同居家族でStay Hotel事業」の利用について(沖縄観光コンベンションビューロー)
https://www.ocvb.or.jp/topics/3587

2月10日12時現在掲載されているホテルなど宿泊施設は、90カ所で、有名なホテルで言えば、カヌチャリゾート、ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄、ホテル日航アリビラ、サザンビーチホテル&リゾート沖縄、オキナワマリオットリゾート&スパ、ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城、ANAインターコンチネンタルホテル万座ビーチリゾート、ザ・ビーチタワー沖縄、沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートなどと言ったところでしょうか。

他にもまだまだあるので、ホームページで確認してみてください。

対象プランについて

まず、予約については、宿泊施設への直接の予約のみが対象となります。

電話又はホテルの公式ホームページから申し込みが必要となります。

旅行代理店やOTA(楽天トラベルじゃらんなどの旅行会社)経由での販売は対象外となります。

そして、予約がスタートすると、こちらの内容が、宿泊者側のサイトにも掲載されるかもしれませんが、事業者側の説明に記載があったのが、プラン名冒頭などに【同居家族でStay hotel】という記載をすることとなっています。

対象ホテルであっても、プラン名に【同居家族でStay hotel】という記載がないものは対象ではないので注意が必要です。

しかし、あまりにも突貫で行われる事業なので、事業者側の対応が追い付いていない状態でしたが、徐々にホームページなども対応しているものが、出始めてきました。

限定プランが表示されたホテル

大きなホテルでも、限定プランについては、掲載が始まったところと始めっていないところが、まだ混在している状態です。

一つ一つ確認するしか方法はなさそうです。

まずは、沖縄観光コンベンションビューローのホームページ上にあるホテル一覧のPDFに記載されているURLに移動して、確認するのが確実かと思います。

沖縄観光コンベンションビューロー
https://www.ocvb.or.jp/topics/3587

それではすべてではありませんが、確認できたホテルについて記載していきます。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾートでは、宿泊検索をすると【同居家族でStay Hotel】という記載のあるプランが表示されます。

プールや大浴場、駐車場も無料になるプランです。こちらもお得な内容になっていました。

しかし現在、プランの詳細を表示させようとすると「準備中」となってしまうので、もしかすると販売終了した可能性もあるかと思います。

シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
https://sheraton-okinawa.co.jp/guestroom/

ヒルトン沖縄瀬底リゾートでも宿泊プランの掲載がスタートしましたが、詳細はお電話にてという事になっています。

例として、【1名様1泊30,913円~】という記載があるので、一部屋の最低料金がこの程度だと思われます。

ヒルトン沖縄瀬底リゾート
https://sesoko.hiltonjapan.co.jp/plans/rooms/7392?id=21232f297a57a5a743894a0e4a801fc3

ホテルナハ港では、お1人様で5500円、5000円補助で実質500円。1室二人以上で5200円、5000円補助で実質200円というプランが出ています。

食事も1500円相当のやっぱりステーキが提供するやっぱるステーキ弁当だという事で、非常にお得なプランになっています。

ホテルナハ港
http://www.nahakou.com/entry.php?eid=86992

既に販売終了が確認できたホテル

そして、ホテル日航アリビラでは、なんと11時過ぎにホームページを確認したところ完売のお知らせというのがありました。早すぎですね。

ホテル日航アリビラ
https://www.alivila.co.jp/topics/detail.php?id=487

そして、ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄も、僕が一番最初に、サイトでの掲載を確認しましたが、既に販売終了となってしまったようです。

ハイアットリージェンシー瀬良垣アイランド沖縄
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-regency-seragaki-island-okinawa/okaro/news-events

更にリザンシーパークホテル谷茶ベイでは、プランを調べていたら問い合わせフォームが目についたので、今回の対象プランについて問い合わせをしたところ、すでに補助金額に達成したという連絡がありました。

その他も大きなホテルなどでは、早い段階で、ホームページを利用してしっかりと告知されると思いますが、小さなホテルや民宿などでは、インターネットでは、楽天トラベルなどのみの場合や、極端な場合、民宿などでは、インターネットでの予約をしていないところも多いと思います。

【同居家族でStay hotel】プラン名に掲載となっていますが、電話で問い合わせるなら対象のプランはどういったものか、値段はいくらかなどを確認する必要があります。

ステイホテルの宿泊対象者

先ほども言いましたが、宿泊する側の対象者条件は以下の通りです。

  1. 沖縄県内在住者
  2. 個人及び同居する家族での利用
    ※同居することができる免許証、保険証等の公的書類の提示
  3. 宿泊代表者はRICCAの登録を行うこと

1、2は特に何もすることはないですが「3」については対応が必要になります。

予約時点で必要なのか?宿泊時点で登録している必要があるのか、まだ予約がスタートしてないので、詳細が不明ですが、RICCAとはこちらの内容です。

沖縄県ホームページよ

RICCAって、実は登録してませんでした。

というのも、国がやっている接触確認アプリを入れておけば、十分とは思わないですが、それ以上する必要もないと思っていました。

今回、これを機に登録しましたが、登録はこちらのQRコードを読み込んで、LINE友達登録を行い、更に簡単な個人情報(生年月日と住んでいる市町村)を入力すれば登録完了しました。

特に登録は面倒ではないので、このキャンペーンを利用するのであれば、事前に登録しておけば良いかと思います。

ステイホテル事業の補助内容

今回の補助内容は、基本的にはシンプルで、1人当たり5000円が補助されます。

詳細な内容は以下の通りです。

1泊2食付宿泊商品代金に対し1人5,000円の定額補助。
5,000円以下の商品は補助対象外。子供も同額補助。
※食事提供困難な施設はデリバリーでの対応も可能
※2連泊まで可能
※利用制限はなし

沖縄観光コンベンションビューローホームページより

子どもも同額で、1人当たりの利用制限はないので、もし仕事で点々とできるのであれば、毎日違うホテルに宿泊しても補助対象になるという事です。

しかし、予算額が200,000,000円という事なので、4万泊分までの補助となります。

キャンペーン補助対象期間

キャンペーンというのとは、ちょっと違う気もしますが、今回の事業の対象期間は、令和3年2月10日(水)宿泊から令和3年2月28日までの宿泊(令和3年3月1日チェックアウト)の宿泊商品の販売までとなります。

基本的には2月10日から緊急事態宣言中というのが、大前提となっています。

なので、緊急事態宣言の解除が早まった場合は、「解除日の発表日以降の新規の予約を停止することとします。(それ以前に受け付けたものは有効)」という記載があります。

この内容であれば、解除日ではなく、解除する日が早まったことが発表された日以降は新規予約は出来なくなるという事になると思います。

同居家族でStay Hotelのまとめ

まとめると、沖縄在住者対象に、2月10日から28日までの1泊2食付きのプランを対象に、1人5千円引きになるという事ですね。

沖縄観光コンベンションビューローホームページより

このビラにはRICCAの件は書かれていませんが、RICCAの登録が必要となっています。

同居家族でStay Hotelのおすすめの使い方

ハイアットなど大きなホテルについては、徐々に明らかになってくると思いますが、小さなホテルは、まだまだどういったプランがあるのかが、全くわからないので、あくまで想像の域でのお話を現状はさせていただきます。

一つは、5000円以下は対象外なので、5000円を少し上回って1泊2食付きといったようなプランが、もしかすると民宿や安宿などでは出てくる可能性はあります。

そういったプランが出てくれば、その近くで、生活又は仕事をしている方などであれば、今回のプランを利用して宿泊することで、自分で食事を用意することも無く、しかも激安で食事をいただけて、しかもいつもと違う環境で、リフレッシュすることも可能になります。

こちらはそれぞれのホテルに確認も必要ですが、直接の申し込みになるので、ヒルトン・オナーズ・ロイヤルティやMarriott Bonvoyのエリート会員資格を獲得するための、宿泊数にカウントされる可能性もあります。

カウントされるのであれば、1人5000円で割引となるのは、お得ですね。

残念ながら、マリオットボンヴォイ対象のシェラトン沖縄サンマリーナリゾートでは、対象外となる記載がプラン詳細にありました。

その他、皆さんの生活スタイルにあった利用方法があるかと思います。ちょっとグダグダな感は否めませんが、利用してリフレッシュしましょう。

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