石垣島のバスを完全網羅。空港だけじゃない!観光地へも!【料金、乗り放題、バス会社、ツアー情報有】

【最新更新情報】7月1日アートホテル・ANAインターコンチネンタル経由空港線減便

沖縄県内の離島はありますが、その中で非常にオーソドックスな場所の一つが石垣島ではないでしょうか。

そんな石垣島での移動はほとんどの方がレンタカーだと思います。
実際、私も基本的にはレンタカー。

でも、石垣島にはバスがあります。
そして、乗ってみると意外と便利です。

という事で、石垣島バスについてまとめてみましたので参考にしてください。

バスの時刻などについてはバス会社ホームページを確認してください
東運輸株式会社 http://www.azumabus.co.jp/

空港からの市街地へのアクセスはレンタカー、バス、タクシー

石垣島に来てまず到着するのが、石垣島空港ですね。

そんな石垣島の空港も実は2017年に新しくなっています。

便利になった面もあり、不便になってしまって面も。

新石垣空港、南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港とは

石垣島の空港は以前はとても小さくとても離島っぽい空港でした。

旧石垣空港

このようにボーディング・ブリッジもなく、飛行機から滑走路のある所に降りて、歩いてターミナルビルに移動していました。

滑走路も1500mと短く、小型の旅客機しか離着陸できませんでした。

そして、東京や大阪からの直行便での運航が可能な旅客機が、離発着できる滑走路を持った空港である新石垣空港が完成したのです。

しかし、デメリットとしては、以前の旧石垣空港は市街地から近く、タクシーを利用して移動してもそれほどお金がかかる印象ではありませんでした。

しかし、新しい空港は市街地から以前より離れてしまい、タクシーでは少し高い印象のある金額になってしまいました。

新石垣空港からの市街地やホテル、離島ターミナルへのアクセス手段

現在の石垣島の空港である南ぬ島(ぱいぬしま)石垣空港、新石垣空港から、離島ターミナルなどのある市街地の方面に向かうには方法は3つです。

新石垣空港
  • レンタカー
  • タクシー
  • バス

レンタカーはたくさん会社ありますが、空港にレンタカーの案内所もあるので、予約などしていない場合はそこを利用すればよいでしょう。

タクシーで市街地まで行く方法もあります。

タクシーは個人の目的地まで個別で行ってくれるので、そういう点ではやはり便利ですよね。

デメリットはやはり値段でしょうね。
市街地まではおよそ3,100円、所要時間は約30分です。

石垣島空港から離島ターミナルなど市街地へのアクセス

石垣島に来たら、ほとんどの人は空港に到着ですよね。
まれに違う離島から来る人もいるかもしれませんが。

空港から市街地、離島ターミナルやバスターミナルに向かうバスはとても充実しています。

私が初めて石垣島で利用したのも、波照間島に行くのが主目的の旅だった時に、石垣空港から離島ターミナルまでバスに乗りました。

空港から市街地へ向かう経路は2種類の空港線があり、市街地までの数か所の停留所に、停車しない場合などありますが、基本的には30分おきに空港を出発します。(以前はアートホテル・ANAインターコンチネンタル経由空港線も30分沖でしたが、減便しました)

30分おきであれば待ち時間が、長いなんてことは感じないですね。

時刻表はこちらです。

系統④ 平得大浜白保経由空港線時刻表 平成31年4月改正
系統⑩ アートホテル・ANAインターコンチネンタル経由 空港線

※写真をクリック又はタップすると大きな画像が表示されます。

東運輸株式会社ホームページより

空港行きのバスはバスターミナルからだけ?

逆に石垣空港に行くときのバスはどうかというと、もちろん、問題はありません。

空港から出発しているバスと同様に出ています。
基本的にはバスターミナルを拠点として15分おきに出ています。

時刻表は上の時刻表を確認してください。

石垣空港行きの時刻表も記載されています。

基本的な拠点はバスターミナルですが、途中にはホテルや離島ターミナルも通るので、バスターミナルから空港間からは途中から乗ることができます。

また、バスターミナルから西回りで、川平などを経由して空港へ向かうバスもあります。
本数は多くありませんが、川平からバスターミナルに行かずに石垣空港に行くことも可能です。

空港と離島ターミナルの直行便もあります。

離島ターミナルには直行便をカリー観光という会社が運営しています。

他の停留所によらないので所要時間30分と少し時間は短縮されます。

便は30分おきに出ているので、それほど気にならないですね。

値段も片道で500円、往復で900円と普通の路線バスより少し安くなってますね。子供は片道も往復も半額です。

時刻表はこちらです。

石垣島のバスターミナルを拠点にして色々な場所へ

石垣島のバスターミナルは、離島への船が出ている離島ターミナルからほど近い場所にあります。

そして、バスターミナルですので、色々な場所へのバスの拠点となる場所で、ほとんどのバスがこのバスターミナルから出ています。

なので、バスターミナルの近くに宿泊し、石垣島内はバスターミナルからバスに乗り移動、更に離島へは離島ターミナルから移動なんていう楽しみ方もありますね。

バスターミナル発着の路線考え方は、東に行くか西に行くかです。

東に行きたいときは東に行くバス。
西側に行きたいときは西に行くバスに乗車して楽しみましょう。

石垣島のバスに乗って川平湾に行ってみよう

石垣島の有名な名所、スポットの一つが川平湾ですよね。

そんな川平湾にももちろんバスで行くことが可能です。

基本的なルートは2つです。

空港から直接川平湾、川平公園に向かうルート。
もう一つがバスターミナルから川平湾に向かうルートです。

本数はたくさんあるわけではありませんが、行き方も2パターンあるのはうれしいですね。

まず、空港から川平公園に向かうバスは1日2本です。

そして、バスターミナルから川平湾に向かうバスは、1日に平日10本、休日9本あります。

バスターミナルからのバスは西方面行きのものと、わかりやすい名称の川平リゾート線というのがあります。

朝バスに乗って、川平湾まで移動して一日川平湾を満喫してまたバスで帰るなんてことも可能です。

石垣島のバスに各所に観光しよう

川平湾をご紹介しましたが、その他の観光地にももちろんバスで行く事ができます。

シュノーケルスポットで有名な米原海岸、米原ビーチへも、もちろん行けますよ。
米原キャンプ場というバス停で降りればいいと思います。

もちろん、本数も多くはありませんが、朝来て夕方にバスで帰るなんてことも可能です。

景色が良い玉取崎展望台にもバスで行けますよ。
バスターミナルからも空港からも行ける東回り一周線か平野線、平野経由井原間線に乗車して玉取崎という停留所で下車。

そこから歩いて10分ぐらいで展望台に到着します。

石垣島の最北端である平久保崎灯台にもなんとバスで行くことができます。

平野という終点の少し手前が一番良いのですが、石垣島の路線バスにはフリー乗降バスと言って、ある区間はどこでも乗り降りが自由にできるのです。

なので、乗るときに運転手さんに灯台に行きたいと言っておけば、最寄りの場所で下してくれます。

その手前に有名なサンセットビーチもありますが、こちらは久宇良という場所が近いのでわかりやすいかもしれません。

更に西側は唐人の墓琉球観音埼灯台がありますが、ここへももちろんバスで行くことができます。

川平湾の方に向かう川平リゾート線に乗ると、途中に唐人墓というバス停があるのでそこで下車。

観音崎灯台へは唐人墓からすぐの場所です。

おすすめのバスチケットはやっぱりフリーパス!

石垣島のバスに乗るのにおすすめのチケットがあります。

それは1日フリーパスと5日間フリーパスです。
1日フリーパスは最初に乗った(購入した)時間から、24時間、全路線バス乗り放題です。

1 day ticket 1日フリーパス

その日だけでなく、24時間というのがうれしいですね。
そして、値段は1000円、安いです。

空港からバスターミナルや離島ターミナルまでで540円、川平湾のある川平公園までで720円。
往復するだけで1日フリーパスは元が取れます。

5日間フリーパスも値段が2000円です。
5日間の旅行で、空港からバスターミナルまでの往復と川平湾まで1往復するだけで元が取れてしまします。

観光で来て、バス移動するのであれば是非おすすめのチケットです。

石垣島に来たのは更に離島に行くためだけだという人は、カリー観光が運航している離島ターミナル直行のバスが片道500円と少し安いですね。

帰りも同じバスで問題なければ往復で900円とさらにお得です。(現在往復チケットの販売はないようです)

石垣島路線バスの運賃、料金は?

基本的な石垣島の路線バス料金は、乗った場所から降りる場所で料金が変わります。

乗るときに整理券を取って乗車し、降りるときにその整理番号を前の料金表で確認して、該当する料金を支払う流れです。

fare table 運賃表

空港から市街地、離島ターミナル、バスターミナルまでで540円です。

とりあえず、市街地やホテルまでバスに乗って、翌日からレンタカーで観光というのも一つの観光スタイルですね。

石垣島のバス停はたくさんあるの?

石垣島のバス停は周回するメインの道路は、各所にあります。

見た目も日本では一般的なバス停の形ですね。

もちろん、有名な観光スポットにもバス停はあります。
すでにお話ししましたが川平湾のある川平公園、米原キャンプ場にあります。

その他マニアックな場所ですが、空港と市街地の間にある大浜海岸にも、大浜というバス停から10分ぐらいで行くことができます。

後、千葉ロッテマリーンズがキャンプをする石垣市中央運動公園野球場の近くにも、中央運動公園というバス停があります。

もちろんバスは観光客向けだけではないので、石垣市民が利用するショッピングモールのサンエーやマックスバリュ-などにもしっかりとバス停はありますよ。

そして、有名なリゾートホテルには、バス停がある場合も多いです。

ANAインターコンチネンタル石垣リゾートやフサキリゾート、クラブメッド川平など各所にバス停はありますよ。

アパホテルなどいくつかのホテルがあるエリアは、直接バスは走っていませんが、バスターミナルや離島ターミナルから歩いて10分ぐらいですので、ここは頑張って歩いて移動しましょう。

西側にあるホテルも石垣島ビーチホテルサンシャインにも、サンシャインホテルというバス停があったり、ロイヤルマリンパレスというホテルにもホテル名のバス停があります。

リゾートホテルは空港からシャトルバスがあるところも

石垣島のリゾートホテルは、空港から路線バスで行くことができる場所も多いですが、利便性を考えてシャトルバスを運行しているホテルもあります。

ざっとわかったホテルは以下の通りです。

石垣島のバスツアーはどこに行けるの?

路線バスを運航している東運輸株式会社ですが、こちらは定期観光バスとしてバスツアーも運営しています。
毎日運航しているのでいいですね。

出発場所はバスターミナルからですが、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートとアートホテル石垣島からは、バスターミナルまでのお迎えが来てくれるそうです。
もちろん要予約です。

バスツアーのコースは2種類あります。

  • Aコース:石垣島一周観光
  • Bコース:石垣島半周観光

そして、観光コースで行ける場所は

  • 権現堂・桃林寺(車窓)
  • 唐人の墓(下車見学)
  • 川平公園(下車見学)
  • ポーザーおばさんの食卓(ご昼食)
  • 米原のヤシ原生林(下車見学)
  • 玉取崎展望台(下車見学)※Aコースのみ
  • 宮良川のヒルギ林(車窓)※Aコースのみ

一周観光は朝から出発でお昼14時ごろ、半周コースは午後出発で夕方に戻ります。

路線バスではやっぱり行きにくいなと思う方は、バスツアーを利用するのもいいかもしれません。

WBFホールディングスのフサキリゾートヴィレッジ日帰り海水浴ツアー

国内外のパッケージツアーを手掛けているWBFホールディングスの株式会社ホワイト・ベアーファミリーが2018年3月24日に石垣島でバスツアーを新たに販売開始しました。

行先は「フサキリゾートヴィレッジ」です。

出発は離島ターミナルを11時45分です。

そして、「フサキリゾートヴィレッジ」に12時~16時の4時間滞在し、離島ターミナルに16時半に帰ってくるという内容です。

詳細は旅プラスワンのホームページで「エリアで検索」の沖縄を選択。
更に「エリアから検索」で石垣島を選択。

そうすると「フサキリゾートヴィレッジ海水浴ツアー【特典付】」というのがあるのでご確認ください。

海水浴ツアーという事で、5月から10月までの期間限定のツアーになっています。

石垣島にあるバス会社はどれぐらいあるの?

石垣島内を張り巡らすように路線バスを走らせているバス会社は1社、東運輸株式会社というバス会社です。

ツアーバスでもご紹介したように定期観光バスや貸切バスなどもあります。

東運輸株式会社 http://www.azumabus.co.jp/

そして、離島ターミナルまでの直行便も運航しているカリー観光。
定期観光バスはないようですが、貸切バスはあります。
カリー観光は本島にもある会社では?と思う人もいるかも知れませんが石垣島にも石垣支店があります。

カリー観光 https://karrykanko.com/

貸切バスを運用している会社で、株式会社石垣島イーグル観光という会社もあります。

株式会社石垣島イーグル観光 http://www.ishigaki-eagle.com/

その他に西表島などの離島フェリーを運営している平田観光にもバスがあるようにも思いましたが、石垣島ではバスは運営していないようです。

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