【2019年最新版】沖縄の新しい橋、道路開通情報【走行レビュー・走行動画有り】

【最新更新情報】金武バイパスの全線開通情報更新

2018年は沖縄本島の西海岸を通る浦添市西海岸道路・浦添北道路(沖縄西海岸道路)、那覇港浦添ふ頭地区・臨港道路(浦添線)などの主要な道路が開通しました。

2019年も引き続き、与那原バイパスなどの工事が進められています。

その中でも沖縄県民や沖縄に旅行に来る観光客にとって、重要と思われるような道路についてまとめてみました。

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金武バイパス(一般国道329号線)2019年3月30日全線開通・金武町

金武町の国道329号線のバイパスが、2019年(平成31年)3月30日(土)に全線開通しました。

開通した金武バイパスを早速走ってきました。

その時の360度VR動画はこちらです。

平成23年(2011年)、平成24年(2012年)と一部区間が開通しましたがようやく全線開通しました。

以前からある国道329号線は米軍基地のキャンプハンセン沿いを通っていますが、今回のバイパスはそれより東側、海側を通るルートになります。

金武町の329号線は米軍基地への移動の車なども増えるためだと思いますが、朝夕に非常に車が多いイメージです。

金武バイパスができることで、金武町の市街地を通らずに金武町の南北を行き来することができるようになりました。

宜野座村の人がうるま市や沖縄市に行く時など、金武町を通過するだけの方はとても便利な道路となりました。

金武バイパス

  • 事業区間:沖縄県国頭郡金武町字金武中川~国頭郡金武町字金武渡慶頭原
  • 延長:5.6km
  • 道路規格:第3種第2級
  • 設計速度:60km/h
  • 車線数:2車線
  • 計画交通量:11,800台/日
  • 開通日:2019年(平成31年)3月30日
  • 総事業費:194億円

※写真をクリック又はタップすると大きな画像が表示されます。

内閣府沖縄総合事務局ホームページより

南風原バイパス(一般国道329号線)・南風原町~那覇市

南風原バイパスは、上記の与那原バイパスと南風原町与那覇の那覇空港自動車道の側道で合流するバイパスです。

すでに一部開通済みであった与那原バイパスとの接続部分から南風原町新川にある新川南交差点までの区間の側道が開通しました。

実際に開通した道路を360度カメラでライブ配信をしたのでご覧ください。

この区間は平成30年度開通予定となっていたが、計画通りなのか不明ですが、側道部分のみ平成30年度に開通したことになります。

与那原バイパスとの接続にはイオン南風原店があり、南風原町新川には沖縄県立南部医療センター・こども医療センターがあります。

今まで沖縄県立南部医療センター・こども医療センターからイオン南風原店に行こうと思うと、車通りの多い329号線を通るか、片側1車線の県道240号線を通る必要がありました。

新しい側道が開通し、この区間の移動は便利になると思われます。

ライブ配信とは逆の識名トンネルから与那原バイパスとの接続部分までを走った動画もあるので、もしよければご覧ください。

実際に走ってみた感想は、写真や動画を見てもわかる通り、本線は高架橋を通る部分が多いようで、まだまだ工事中です。

側道のみの開通なので抜け道として利用するにはいいと思いますが、メインで利用する道路としては走行しづらいなという印象です。

計画では、南風原バイパスは、新川南交差点から、那覇市上間まで続く予定で、那覇市上間で南風原バイパスは那覇東バイパスに接続する予定です。

現在の329号線は片側2車線の4車線道路で中央分離帯がなく、右折で店舗などに入る車などでよく道路をふさがれてしまいます。

交差点でも右折車線がない交差点も多く、とても走りにくい道路だと思います。

南風原バイパスができれば、イオン南風原店から那覇市識名方面まで便利に行き来できるようになると思います。

南風原バイパス

  • 事業区間:沖縄県島尻郡南風原町字与那覇~那覇市上間
  • 延長:2.8km
  • 道路規格:第4種第1級
  • 設計速度:60km/h
  • 車線数:4車線(一部区間暫定2車線)
  • 計画交通量:35,300台/日
  • 開通日:2018年度(平成30年度)一部開通予定(一部区間開通済み)
  • 総事業費:450億円

※写真をクリック又はタップすると大きな画像が表示されます。

内閣府沖縄総合事務局ホームページより

与那原バイパス(一般国道329号線)・西原町~与那原町~南風原町

与那原町与那原から南風原町与那覇までの間の道路が平成30年度に開通する予定でした。

しかしながら、工事区間内に平良原遺跡(たいらばるいせき)と大見武古島遺跡(おおみたけふるじまいせき)の埋蔵文化財発掘調査、発掘調査の影響で開通が遅れることになりました。

開通予定については、まだ調整中のため発表されていません。

開通する予定の区間は、与那原バイパスの全体は西原町小那覇、東崎公園付近から南風原町与那覇の那覇空港自動車道の側道部分、イオン南風原店付近までです。

この側道から那覇空港自動車道に行くことができるのでとても便利です。

国道329号線と国道331号線の合流地点である与那原交差点は、常に渋滞になっている箇所で沖縄県内でも有名な渋滞個所になっています。

この与那原バイパスができると、この与那原交差点を通らずに西原町から那覇空港自動車道の南風原北インターチェンジ付近まで行くことができるようになるので、渋滞解消が非常に期待できる道路です。

なお、今回開通するのは国道329号線の与那原から南風原町与那覇の県道240号線につながるまでが開通予定のようです。

那覇空港自動車道の側道までの全線開通はもう少し時間がかかるようです。

与那原バイパス

  • 事業区間:沖縄県中頭郡西原町字小那覇~島尻郡南風原町字与那覇
  • 延長:4.2km
  • 道路規格:第4種第1級
  • 設計速度:60km/h
  • 車線数:4車線(暫定2車線)
  • 計画交通量:35,300台/日
  • 開通日:2018年度(平成30年度)一部区間開通予定(一部区間開通済み)
  • 総事業費:470億円

※写真をクリック又はタップすると大きな画像が表示されます。

内閣府沖縄総合事務局ホームページより

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