赤ちゃんのインフルエンザ予防接種っていつから?どうすれば?

沖縄も涼しくなってきましたね。

秋を過ぎ、少しは冬の気配が感じられるようになってきましたが、寒くなると心配な事の一つが風邪、そして、インフルエンザではないでしょうか。

インフルエンザは予防接種がありますが、赤ちゃんってどんなタイミングで接種するのか?そもそも予防接種を打っていいのか?

なんて様々な疑問が。

そこで、赤ちゃんのインフルエンザについてまとめてみました。

沖縄のインフルエンザについてはこちらをご覧ください。

赤ちゃんはインフルエンザにうつるの?

赤ちゃんもインフルエンザがうつることはあります。

もちろん、生後すぐでも可能性がないわけではありません。

しかし、授乳期に母親がインフルエンザにかかり、授乳が原因で赤ちゃんがインフルエンザになるという事は報告されていません。

しかしながら、直接授乳すると、赤ちゃんにうつる可能性があるので、その点についてしっかりと注意をする必要があります。

日本産婦人科学会では以下のような対応を推奨しています。

原則,母乳栄養を行います. 以下が勧められます。
・母親がインフルエンザを発症し重症でケアが不能な場合には,搾母乳を健康な第 3 者に与えてもらう.
・母親が児をケア可能な状況であれば,マスク着用・清潔ガウン着用としっかりした手洗いを厳守すれば(飛沫・接触感染予防策),直接母乳を与えても良い.
・母親がオセルタミビル・ザナミビルなどの投与を受けている期間でも母乳を与えても良いが,搾母乳とするか,直接母乳とするかは,飛沫感染の可能性を考慮し発症している母親の状態により判断する.
・母親の症状が強く児をケアできない場合には,出生後,児を直ちに預かり室への入室が望ましい.その際,他児と十分な距離をとる(1.5m 以上).
・哺乳瓶・乳首は通常どおりの洗浄でよい.
・原則,飛沫・接触感染予防策の解除は,母親のインフルエンザ発症後 7 日以降に行う

日本産婦人科学会ホームページより

赤ちゃんのインフルエンザワクチンは違うの?

赤ちゃんが接種するインフルエンザワクチンと大人が接種するインフルエンザワクチンに違いはあるのでしょうか?

大人と子供でワクチンの違いは基本的にありません。

しかしながら、インフルエンザワクチンは年度によって少しずつ違いがあります。

その理由は、毎年流行するだろうウイルスの種類によって、毎年製造されているからです。

しかし、接種する量に違いがあります。

赤ちゃんのインフルエンザ注射の摂取量と回数

まずは赤ちゃんの摂取量ですが、生後6か月から3歳未満の場合は0.25mlを2回接種します。

次に3歳から13歳の子供は0.5mlを2回、13歳以上の子供および大人は0.5mlを1回接種します。

赤ちゃんを含めて、3歳未満の子供が2回接種するのは、まだインフルエンザに対する耐性がなく、一度の接種では十分な免疫がつかずに効果も1ヶ月程度しか持続しないそうです。

また、大人でも近年確実にインフルエンザにかかった場合や、昨年もインフルエンザの予防接種をした場合は、1回接種で問題ありません。

しかし、インフルエンザにかかっていない場合や数年予防接種をしていない場合などは、2回接種をした方が良い場合もあるようです。

もし心配だという方は、病院でお医者さんに相談するのが良いでしょう。

赤ちゃんのインフルエンザ注射はいつからがいいの?

先ほどもの摂取量のところで書いた内容でお分かりだと思いますが、赤ちゃんがインフルエンザワクチンの予防接種をするのは、6ヶ月以上とされています。

しかし、インフルエンザワクチンの種類は非常に多く、一部のワクチンによっては1歳以上からしか接種できないワクチンもあります。

6ヶ月~1歳の赤ちゃんが予防接種する場合は、お医者さんに確認した方が良いでしょう。

しかし、接種するときに月齢なども確認するでしょう。

なのでもし接種できないワクチンであれば、お医者さんから接種を断られることもあるでしょう。

赤ちゃんのインフルエンザ予防に良い方法は?

まずはインフルエンザ予防接種でしょう。

そして、予防接種をするのは、赤ちゃんだけではなく、家族みんなで一緒に住んでいない赤ちゃんの世話をする人達、お婆ちゃんやお爺ちゃんも予防接種をすることが大切です。

保育園に行っている場合は、保母さんたちも予防接種をすることが大切ですね。

インフルエンザ予防接種以外の対策は?

後は基本的には赤ちゃんに移さないようにすること。

一つはインフルエンザが流行っている時期には、人が多く集まる場所、人混みにはできるだけ行かないことです。

やはり、人が多い場所に行くと、それだけインフルエンザにかかるリスクが高まります。

後の予防となると赤ちゃんも大人も関係ないですね。

インフルエンザの基本的な対策をしていくべきでしょう。

厚生労働省が発表している内容をまずは実践していくことでしょう。

という事で重要なのは下記の二つです。

  • 手洗い
  • 咳エチケット

自分がインフルエンザにかからないための、予防としては手洗いが一番のようです。

予防のためのマスクもする人もいるでしょうが、まずは手洗いですね。

そして、マスクは自分がかからないためにというより、かかった人がしっかりとすることが大切です。

インフルエンザ対策の咳エチケットって何?

咳エチケットというのは何だろう?

と思う方もたくさんいらっしゃるでしょう。

僕自身もその一人でした。

厚生労働省が打ち出しているインフルエンザ対策の一つなのですが、基本的には言葉の通りです。

「咳」に対する「エチケット」です。

具体的には下記のとおりです。

  • 咳・くしゃみが出る時は、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクを持っていない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
  • 鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう。
  • 咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。

厚生労働省ホームページより

時々いますよね。

咳やくしゃみが出ているのに口も押えずに豪快にしている人。

そんなことは絶対やめましょう。

インフルエンザの潜伏期間、そして発症

色々対策をしていても、インフルエンザにかかってしまうことはありますよね。

かかってしまった場合、インフルエンザの潜伏期間は1日~3日と言われています。

早い場合で24時間ほどで発症します。

それほど長い潜伏期間があるわけではありません。

潜伏期間については、大人も赤ちゃんも基本的には変わりません。

同じ1~3日ほどの潜伏期間になります。

そして、インフルエンザが発症してしまった場合、38度以上の発熱をすることが多く、その他には頭痛や筋肉痛、全身倦怠感といった症状が急に現れるのが特徴です。

発疹が出るケースもあるようですが、高熱が原因だったり、処方された薬により薬疹だそうです。

赤ちゃんが服用できるインフルエンザの薬は?

インフルエンザの薬と言えばタミフルが有名ですが、タミフルな何かとニュースになっていて、怖いイメージがあありますよね。

インフルエンザの治療薬としては、以下のようなものがあります。

  • オセルタミビルリン酸塩(商品名:タミフル)
  • ザナミビル水和物(商品名:リレンザ)
  • ペラミビル水和物(商品名:ラピアクタ)
  • ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(商品名:イナビル)
  • アマンタジン塩酸塩(商品名:シンメトレル等)(A型にのみ有効)
  • バロキサビル マルボキシル(商品名:ゾフルーザ)

厚生労働省ホームページより

インフルエンザの治療薬と言っても、タミフルだけではなく、色々なものがあります。

それぞれの薬に特性があり、症状が出始めてからのどれぐらいなのか、どのような症状が出ているのかによって、処方される薬が変わってきます。

そこはしっかりと医師の診断に従って、薬を服用するようにしましょう

治療薬のタミフルを赤ちゃんが飲んで大丈夫?

タミフルは服用した子供が異常行動を起こし転落して死亡したことがあり、それによって厚生労働省は医療機関に以下のような内容を配布しています。

 10歳以上の未成年の患者においては、因果関係は不明であるものの、本剤の服用後に異常行動を発現し、転落等の事故に至った例が報告されている。このため、この年代の患者には、合併症、既往歴等からハイリスク患者と判断される場合を除いては、原則として本剤の使用を差し控えること。
 小児・未成年者については、万が一の事故を防止するための予防的な対応として、本剤による治療が開始された後は、①異常行動の発現のおそれがあること、②自宅において療養を行う場合、少なくとも2日間、保護者等は小児・未成年者が一人にならないよう配慮することについて患者・家族に対し説明を行うこと。
 なお、インフルエンザ脳症等によっても、同様の症
状が現れるとの報告があるので、上記と同様の説明を行
うこと。

厚生労働省ホームページより(PDF)

その後も色々とタミフルと異常行動の因果関係を調査したようですが、因果関係を示す根拠は得られなかったとのことです。

しかしながら、先ほどの配布された内容は、継続すべきだという見解を厚生労働省としてはしているそうです。

しかしながら、10歳未満の子供に処方できないというわけではありません。

調べるとわかりますが、赤ちゃんにも処方されているケースはたくさんあります。

平成28年12月16日から、生後2週目以降の乳幼児にもタミフルの処方を健康保険で行えるようになりました。

薬についてはしっかりとお医者様と話して、納得したうえで服用するようにしましょう。

処方されたけど服用しないなんてことが一番いけません。

吸引薬であるリレンザ、イナビルは有効?

ラニナミビルオクタン酸エステル水和物のイナビル、そして、ザナミビル水和物リレンザは吸引薬です。

まず、赤ちゃんを対象に結論を言うと、5歳未満は使用できません。

ですので、処方されることはありません。

吸引薬というのは、わかりやすいイメージでいうと喘息発作の時に吸い込む薬です。

5歳以上の子供になると、タミフルよりこちらの薬を処方されるケースも多いようです。

インフルエンザの解熱剤で利用されるアンヒバ坐剤

インフルエンザの時に処方される薬に解熱剤がありますね。

その解熱剤の一つの座薬がアンヒバ坐薬です。

アンヒバ坐薬は基本的に小児用で、赤ちゃんの使用も想定して作られている座薬です。

なので、赤ちゃんが使用しても全く問題ありません。

また、インフルエンザの時でも比較的安全に使用することができる解熱剤です。

そういっても、解熱剤を安易に使用するのは間違っています。

というのも、熱が出るという事は、熱によって体がウイルスと戦っているのです。

熱を下げるという事はその戦いを阻害することにもなりかねません。

どういった時に解熱剤を飲ますべきなのか。

母親や父親、家族としては悩ましいですが、熱が高くても、まず水分や食事、離乳食などを問題なく取るのであれば、解熱剤を飲まさなくてよいでしょう。

水分を取らない、離乳食を食べないなど、元気がない場合には解熱剤を飲ませてあげて熱を下げてあげるのが良いでしょう。

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