宜野湾市の普天間地区といえば、昔はとても賑やかな時代もあったようですが、最近の普天間地区というと、少し寂しい雰囲気もします。
しかし、在日米軍基地にあたるキャンプ瑞慶覧の西普天間住宅地区が返還された場所に、琉球大学医学部と附属病院である通称琉大病院が移転するなどの話もあります。今後ガラッと変わることが期待される地域の一つではないでしょうか。
その普天間に新しくカフェバーが2018年3月10日オープンしました。場所は以前、京林堂という掛軸や額縁などを扱っていたお店があった場所です。
新しくオープンした店の名は「COBALT Coffee & Wine(コバルト・コーヒー・アンド・ワイン)」です。
それでは、お店の雰囲気やお食事、完全個人の視点からの口コミしてみます。ちょっと辛口コメントも。
お店の外観はガラス張りでインテリアも外から丸見え
コバルトの外観は全面ガラス張りです。角地の1階部分にあるお店ですが、お店の中が良く見える作りになっています。
もちろん、中からも外の雰囲気が良く見えます。といっても、景色がいいというわけではありませんが、普天間の町の雰囲気を感じながら、食事やコーヒー、ワインをいただけます。
コバルトのインテリアの雰囲気はナチュラルな雰囲気
内装、インテリアの印象は、まずお店に入ってすぐにあるカウンター席でしょうか。6席のカウンター席があります。木製カウンターの下はグレーのレンガになっていて、お店のアクセントになっています。
カウンター席の中がキッチンスペースになっていて、カウンター席からは、料理を作っている様子や、コーヒーを淹れたり、お酒を注いでいる様子を見ることができます。テーブル席からはカウンター席部分が一段高くなっているのもあり、手元の様子までは見えなくなっています。
料理を作っている手元までとは言いませんが、コーヒーを淹れている様子やお酒を作っている様子などは手元まで見えた方が個人的には、いい雰囲気になる気がします。
そして、テーブル席のテーブルやいすはナチュラル色の色と素材でとてもシンプルな感じ。
国道に面した側もガラス張りですが、一部はひざ下から腰の高さぐらいまでは目隠しにカウンターが設置されていて、外からの目線などはそれほど気になりません。
そして、お店の奥にはワインセラーがあり、そのすぐ横にソファー席があります。
青色、ブルーのソファーでとてもくつろげそうな雰囲気です。すぐ横にワインセラーがあると、思わずワインを注文したくなりそうですね。
ランチメニューは3種類で全てドリンク付き、ビールもOK
今回来店した目的はランチです。
しかし、お店に入ろうとして入り口付近を見ると、特にランチメニューがあったり、ランチがあるような雰囲気があまりなく、思わずお店の人に「食事もできますか?」と聞いてしまいました。
お店の入り口付近に、ランチメニューなどメニューの一部分だけでもわかる看板があるといいですね。
そして、ランチメニューはこちら。
3種類から選べます。
- 県産若鳥のパプリカ・トマト煮(サラダ、パン、ドリンク付き)
- 2種類のハムとカマンベールチーズのサンドイッチ(フライドポテト、ドリンク付き)
- クラシック・ホットドッグ(フライドポテト、ドリンク付き)
ランチメニューには全てドリンク付きになっています。そして、裏面から好きなのものをお選びくださいとのこと。
その裏面のドリンクメニューはこちら。
ランチにふさわしく、そしてコーヒーショップらしく、エスプレッソマシンから淹れるエスプレッソやカフェラテなど、そしてフィルターで淹れるハンドドリップコーヒーがあります。更に紅茶(ティー)やチョコレートミルクも。
更にはグラスワインやビールの文字も。車で行っていたので、確認もしませんでしたが、後ほどFacebookページを見ていると、ランチドリンクでビールを注文しても大丈夫のようです。それならグラスワインも大丈夫なのかもしれません。要確認ですが。
僕がいただいたのはハンドドリップコーヒーのホットコーヒーをいただきました。
豆を選べるという事で、説明いただきました。
この日はブラジルと、インドネシアと、もう1種類が選べました。日によって、飲めるコーヒー豆が変わるようです。
コーヒーは好きですが、豆の種類などまで詳しくないので、おすすめを御願いしました。おすすめをお願いしたところ、好みのコーヒーはしっかりしたものか、軽め?のものかという事でしたので、しっかりしたコーヒーを御願いしたところ、インドネシアのマンデリンという豆のハンドドリップをお願いしました。
コバルトでいただいたランチはチキンのトマト煮
そして、ランチで注文したものの話をしていませんでしたが、注文したのは県産若鳥のパプリカ・トマト煮。いわゆるチキンのトマト煮ですね。
ドリンク付きは先ほどお話しましたが、サラダとパンが付いてきます。ご飯党の人は残念ながらライスという選択肢はないようです。
注文したものに合わせて、フォークとナイフが準備されました。あまりキラキラしていない、ちょっとくすんだシルバーのフォークとナイフがどことなくおしゃれです。
そして、まず運ばれてきたのは、セットのサラダ。黒コショウとイタリアンドレッシングがかかったサラダです。適量のオーソドックスな量ですね。
そしてしばらくして、運ばれてきました。
メインの県産若鳥のパプリカ・トマト煮。そして、セットのパンです。
パンは小ぶりのフランスパンになるのでしょうか。外はカリッとしていて、中は柔らかいパンです。バターやマーガリンなどは添えられていませんでしたが、それだけで美味しいパンでした。
メインのチキンのトマト煮です。パプリカ・トマト煮となっているのでパプリカも一緒に入っています。刻まれているパプリカが味のアクセントにもなっています。
鶏肉はとても柔らかくメニューにあるように肉質がいい県産鳥だと思います。
しかし、ちょっと辛口でコメントすると、美味しいですが、他店でもいただけるメニュー、そして味だと言えば味だと思います。
ドリップコーヒーはしっかりとしたインドネシアのマンデリン
食事を終えるとスムーズにコーヒーが運ばれてきました。
コーヒーカップはあまりすっきりとした小さなマグカップのようなスタイルのコーヒーカップ。
ソーサーもありません。しかし、個人的にはこのカジュアルな感じでいただけるコーヒーがいいですね。
コーヒーの味はというと、おすすめされた通り、コーヒーの味がしっかりとするコーヒーでした。とても美味しかったです。
お店の方のおすすめがヒットしたので、また、コーヒーを飲みに行こうかなと思いました。後で他のサイトを見たら、お店の方ってシニアソムリエの資格を持っているんですね。ソムリエが淹れるコーヒーというのも何か面白いですが、舌は確かな方なので、美味しかったのかなと。
COBALT Coffee & Wine(コバルト・コーヒー・アンド・ワイン)詳細情報
個人的にカフェなどに行くと気になるのが、設備関係ですね。特にWi-Fiとコンセント。
まず、Wi-FiはBe.Okinawa Free Wi-Fiというのが利用できました。調べてみると、コバルトさんに設置されているわけではなく隣にある理髪店「BAR BER’S Ny」に設置されているようです。設置は隣ですが、利用に特に不便はありませんでした。
次にコンセントですが、2か所確認することができました。テーブル席のあるちょうど中央付近とカウンターの中央にある柱の足元。しかし、実際に利用できるかどうかはお店の方に確認してください。パソコンとか持っておらず、確認までしていません。
個人的にもう一つ気になるのが、全面禁煙のお店なのかどうかですかですが、確認していませんでした。最近ほとんどテーブルに灰皿があるお店はなくなりましたが、こちらのお店ももちろんそれはありません。また、今回来ていたお客さんの中にタバコを吸っているような人も見受けられませんでした。
しかし、夜はバーにもなるので、喫煙についてはわかりません。次回行った時にでも確認しようかと思います。
- ジャンル:カフェ バー コーヒー ワイン
- 住所:〒901-2202 沖縄県宜野湾市普天間2-13-1-1F
- アクセス:沖縄高速自動車道北中城ICより5分
- TEL:098-988-3548
- FAX:098-988-3549
- E-mail:info@cobalt-okinawa.com
- ホームページ:http://cobalt-okinawa.com(現在準備中)
- Facebook:https://www.facebook.com/cobalt.okinawa/(閉店と共にクローズ)
- Instagram:https://www.instagram.com/cobalt_okinawa/
- 営業時間:11:30~16:00(カフェタイム)18:00~23:00(バータイム)
- 定休日:日曜日 第3月曜日
- 駐車場:隣りうぼう(サンフティーマ)駐車場2時間まで無料 普天間市民駐車場2,000円以上で無料サービス
- 座席数:28席(カウンター席:6 テーブル席:2人×3、4人×3 ソファー席:4人×1)
- 個室:無し
- 禁煙・喫煙:調査中
- 支払い:現金
- 設備:コンセント(利用可かどうかは確認要)Wi-Fi(隣店舗「BAR BER’S Ny」に設置のBe.Okinawa Free Wi-Fiが利用できました。)
2019年3月末で閉店
残念ながら、COBALT Coffee & Wine(コバルト・コーヒー・アンド・ワイン)は3月末で閉店、クローズしました。
美味しいコーヒーとランチがいただけただけに残念ですが、公式Instagramによると、家族事情のためだそうです。
もし機会があれば、またどこかでお店を開いていただきたいものです。