ゴールデンウィークも迫ってきましたね。
ゴールデンウィークに海外旅行に行こうなんて考えている人もいるんじゃないでしょうか?
そういう私もその一人です。
海外旅行に必要なものと言えば、パスポートでしょう。
必須アイテムです。
今回、海外旅行に行くにあたって、大人は持っていても、子供が初めての海外旅行でした。
子供と一緒に初めての海外旅行に行くまでの準備過程をまとめてみました。
パスポート申請をまずは行います。
まずはパスポートが必要です。
そして、パスポートを取得するには申請が必要です。
パスポート申請書の取得できる場所
パスポート申請するために必要なものが申請用紙です。
パスポートを取ろうと思い立ったら、まずは申請書を取得しましょう。
パスポート申請に多少なりとも不安がある方は、窓口に申請書を取りに行くといいと思います。
申請書を取得しに行くと、色々と教えていただくことができます。
窓口によって対応が違う可能性はありますが。
取得できる窓口は、申請が可能な場所です。(申請可能な場所については後ほど)
パスポート申請にはダウンロード申請書が便利
わざわざ申請書だけをもらいに行くのが面倒だと言う方は、申請書をダウンロードすることができます。
しかも、普段スマホやパソコンを使い慣れている人なら、ダウンロード申請書の方が、便利だと思います。
理由は、基本的な記載する事項は、全てパスコンやスマホで入力して、記載済みのものをダウンロードすることができるからです。
名前や生年月日、住所など、基本的事項は全て入力することができます。
手書きで申請書を書く手間を省くことができます。
全て乳六知れば、手書きで書く部分は、パスポートにもそのまま印刷される、署名欄のみです。
パスポート申請ダウンロード(外務省ホームページ)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html
今回の子供の申請では、こちらの存在に気づかずに、手書きで全て記入して申請しましたが、次回からはこちらを利用しようと思っています。
私のパスポートも、有効期限がまだしばらくあるので、当分先にのことですが。
申請書以外に必要なもの
パスポート申請には、申請書以外に必要なものがあります。
- 戸籍謄本、又は戸籍抄本(未成年は謄本)
- パスポート用写真
- 本人確認書類(代理提出の場合は本人と代理人分)
以上が初めての申請の場合必要なものです。
更新などの場合は、前回取得したパスポートが必要になります。
子供の申請の場合ですが、基本的には代理提出という形になります。
本人確認書類は、子供のマイナンバーカード等の本人確認書類と、提出する人自身の本人確認書類が必要です。
子供のマイナンバーカードを作っていない場合は、写真付きの身分証明書などがないケースがほとんどなので、2つ必要になります。
一般的には、健康保険証と親子健康手帳(母子健康手帳)を持っていけば問題ありません。
宜野湾市の場合は、親子健康手帳の代わりに、市から発行されたこども医療費助成金受給資格証で大丈夫でした。
沖縄県内でパスポート申請が可能な場所
申請書の記載が全て終わったら、いよいよパスポートの申請です。
パスポート申請できるのは沖縄県内だと代表的なのが「沖縄県旅券センター」です。
場所は那覇バスターミナルの近くにある南部合同庁舎内にあります。
昔はパスポート申請といえば、各県の旅券センターのみでしたが、現在は各市役所でも行うことができます。
市役所で行っていない市町村は、沖縄県旅券センターが近い、「那覇市、糸満市、豊見城市」の3市です。
その他の38市町村(宜野湾市、石垣市、浦添市、名護市、沖縄市、うるま市、宮古島市、南城市、国頭村、大宜味村、東村、今帰仁村、本部町、恩納村、宜野座村、金武町、伊江村、読谷村、嘉手納町、北谷町、北中城村、中城村、西原町、与那原町、南風原町、渡嘉敷村、座間味村、粟国村、渡名喜村、南大東村、北大東村、伊平屋村、伊是名村、久米島町、八重瀬町、多良間村、竹富町、与那国町、)では、市役所でパスポート申請を行うことが可能です。
こちらの市町村に住民登録している方が、基本的に申請することができます。
沖縄県旅券センターで申請が行えるのは、那覇市、糸満市、豊見城市の3市に住民登録している方のみです。
また、職場や学校が、那覇市、糸満市、豊見城市の方も、沖縄県旅券センターで申請が可能です。
パスポート用写真を撮影できる場所
パスポート申請書が準備できれば、申請に必要なものの一つが、パスポート用の証明写真です。
証明写真は、スーパーなどに置いてあるスピード証明写真機で撮影することができます。
子供の場合は、スピード証明写真で撮影するのは、なかなか難しいです。
市役所の方に勧められたのは、写真屋さんでカメラマンに撮影してもらう方法でした。
町の写真屋さんもありますが、カメラのキタムラなどでも証明写真は撮影してもらうことができます。
最近、出てきたのが、ピクチャンというサービスです。
- ピクチャン:https://pic-chan.net/c/
スマホで撮影した写真を、ピクチャンというサイトで、証明写真用に加工して、コンビニで印刷できるサービスです。
こちらも一度利用して、レビューしたいと思います。
自宅で撮影した証明写真でも大丈夫
今回の子供のパスポート用写真は自宅で撮影したものを、普通の写真プリントで出力したものを利用しました。
まずしなければいけないのは、写真撮影です。
背景(バック)は自宅の白い壁で撮影しました。
白いといっても真っ白ではないんですが、問題ありませんでした。
実際には、白ではなく、無地であれば問題ありません。
もちろん、奇抜な色はNGになってしまうと思いますが。
子供の撮影の場合、この撮影が大変です。
証明写真の前提が、真正面を向いている必要があります。
真正面を向いて、カメラ目線で撮影するのがやはり大変でした。
しかし、自宅撮影でいいところが、何度も何度も撮りなおせるところです。
連射でパシャパシャ何枚も撮りました。
その中で、ベストなものを提出用に利用することにしました。
パスポート用写真の撮影機材はタブレットとLEDライト
撮影した機材は、タブレットを使用しました。
タブレットに下部に、LEDライトを設置しました。
LEDライトは必要ないかもしれませんが、あった方が綺麗に撮影できるのと、明るく撮影できるからです。
写真の編集はGoogle図形描画を使用
普通の写真プリントで印刷するには、自分で加工編集する必要があります。
先ほど紹介したピクチャンであれば、この部分を簡単にしてくれるというメリットがあります。
実際に今回編集するのに利用したのが、Google図形描画というインターネットブラウザ上で利用できるものです。
写真の加工ソフトで、なかなか顔の大きさを図りながら、大きさを調整するものってなかなか見つかりませんでした。
Google図形描画は写真の加工はできませんが、図形を書いていけるので、便利かと思い、今回利用することにしました。
実際に可能の流れはこんな感じです。
1. 「ファイル」→「ページ設定」にて、わかりやすいように、L版のサイズの10倍の大きさに指定します。
2. 「図形」→「長方形」で、決められた写真のサイズと、顔の大きさの10倍の大きさの長方形を作成します。
3. 長方形のサイズは、35cm×45cmと35cm×4cm、35cm×34cmの3つを作成しました。
顔の大きさのサイズの規定は、上に4±2mm白い余白を残し、顔の大きさは縦34±mmとなっています。
4. 長方形を並べますが、並べる時に中心が揃った時は、上部が揃った場合などに、赤い補助線が出るので、それを基準に配置すれば配置しやすくなります。
5. 四角が配置されれば、ここに写真の大きさを調整しながらはめていくことになります。
6. 「挿入」→「画像」→「パソコンからアップロード」でいよいよ写真を取り込みます。
7. 挿入すると、一番上になっている状態で、枠が見えないので、写真の上で右クリックをし、「順序」→「最背面へ」で枠の後ろに移動させる。
8. 写真を拡大縮小させて、顔を枠に合わせて、サイズを調整します。
9. トリミングで、写真の大きさを変えないように注意しながら、カットする。余裕を持つために、枠より少し大きめにトリミングすると、実際に使う時に使いやすいです。
10. 作成した写真をコピーして、4つ張り付ける。枠は切る時の目印にはなりますが、写真とは別にしておいた方が無難です。
11. 最後に、それぞれの写真の大きさを「書式設定オプション」の「サイズと位置」で「アスペクト比を固定する」にチェックを入れて、変更します。99%、101%、102%を私は作っています。
大きさを変更すると利用できる写真は1枚のみになってしまいますが、プリントアウトすると若干サイズが変わってしまう事があるので、念のため大きさを変更しています。
12. 終了すれば、「ファイル」→「形式を指定してダウンロード」→「JPEG画像 (.jpg)」で保存すれば完了です。
後は実際にコンビニエンスストアのマルチコピー機サービスで、写真プリントすればいいだけです。
1回目の申請は写真の歯でNG
1回目の申請は残念ながら、即NGが出てしまいました。
NGの理由は写真です。
しかし理由は大きさとかではなく、歯が出ていることで駄目だということでした。
申請書と一緒にいただいた「旅券(パスポート)の申請案内」そのものには、歯が出ているとNGだという事は書いていませんでした。
外務省のホームページを確認すると
パスポート申請用写真の規格(平成28年4月20日更新)
(中略)
「平常の顔貌と著しく異ならないもの(例えば、口を開き歯が必要以上に見えているものは不可)
(中略)
しかし今回、市役所の方で指摘されたのは、歯が異物だと判定されるという事でした。
そうなると、歯が出ていると申請案内にも書いている「口・鼻ピアスなどが顔の器官に付いているもの」と判定されるようです。
市役所にあった写真の詳細案内にはしっかりと歯を出した写真はNGだと書いてありました。
2回目の申請の写真も同じように加工して提出
1度目の申請でNGだった写真から、歯が見えていない写真に変更して再度申請です。
撮影の時に大量に写真を撮ったので、その中の写真が利用できました。
たくさん撮った写真の中にもう1つ候補になっていた写真では、歯が出ていなかったのです。
それを同じように編集加工して、コンビニで写真プリントをして申請です。
2度目の提出の時には、NGではありませんでした。
しかし、あごのラインが影になっていることを言われました。
もしかすると、パスポートセンター(旅券センター)でNGになるかもしれないので、その時は連絡をするとのことでした。
その2度目の申請に行った時に動画がこちらです。
コンビニで写真プリントをしているところもありますので、もしよければご覧ください。
自宅で撮影した証明写真で無事パスポート取得
申請後、一度連絡がありました。
写真の不具合で問題かと思ったら、全く違いました。
直筆署名が、一部かすれている部分があるが、そのままで良いかという事でした。
特に問題ないと思い、そのまま進めてもらいました。
そして、そのご連絡はなく、受取りの日になり、パスポートを受け取りに。
特に証明写真には問題なく、無事にパスポートを取得できました。
実際にしっかりと提出した写真がパスポートに張り付いていました。
パスポートを取得しに行った動画もあるので、もしよければご覧ください。