【2018年最新版】沖縄の新しい橋、道路開通情報【撮影動画有り】

【最新更新情報】金武バイパス情報更新、与那原バイパス情報更新

沖縄県内では絶えず様々な道路工事が行われている。

その中でもビッグプロジェクト的なものや、地元の交通状況改善のための道路工事など様々である。

その中でも沖縄県民や沖縄に旅行に来る観光客にとって、重要と思われるような道路についてまとめてみました。

2019年の最新情報はこちらからご確認ください。

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浦添西原線(港川道路)(県道38号線)・浦添市

3月18日に沖縄本島の西側を通るバイパスとして、利用がスタートした浦添北道路と那覇港臨港道路浦添線合わせて沖縄西海岸道路が開通しました。

そして新たに浦添北道路と臨港道路浦添線の接続部分となる港川地区のカーミージー(亀瀬)、空寿崎と新しく国道58号線のメイクマン浦添本店のある城間交差点を結ぶ新しい県道が片側一車線で3月31日に開通しました。

これで更に便利になるでしょう。

浦添方面から宜野湾市のコンベンションセンターなどのある宇地泊などのエリアに行く時は城間からカーミージー交差点へ行き、沖縄西海岸道路を通って宜野湾市に行くという選択肢もできたことになります。

浦添北道路と臨海道路浦添線の合流地点付近であるカーミージーで、360度カメラで撮影したVR動画はこちらです。

浦添西原線(港川道路)

  • 事業区間:沖縄県浦添市城間~浦添市港川
  • 延長:1,550m
  • 道路規格:調査中
  • 設計速度:調査中
  • 計画交通量:調査中
  • 車線数:2車線(現在暫定2車線)
  • 開通日時:2018年3月31日午後4時
  • 総事業費:55.9億円

沖縄県土木建築部中部土木事務所道路整備班ホームページよりより

浦添市西海岸道路・浦添北道路(沖縄西海岸道路)・宜野湾市~浦添市

那覇空港から宜野湾市にあるコンベンションセンターのあるエリア、宇地泊などに行きやすくなることが期待される沖縄西海岸道路が2018年3月18日に開通します。

沖縄西海岸道路というのは、糸満市の糸満道路から読谷村の読谷道路まで続く大規模な道路です。

その一部となる浦添北道路と臨海道路浦添線が今回開通する道路となります。

この道路ができることで、宜野湾より以北の方から現在の58号線を通らず、那覇港、那覇空港へ行けるとあって、渋滞などの解消にもなることが期待されます。

宣伝文句などでは宜野湾市宇地泊から、那覇空港までの所要時間が10分ほど短縮されるとされています。

西海岸道路の臨港道路浦添線側は歩道もありますが、浦添北道路は自動車専用道路です。

歩行者はもちろん、自転車や125㏄以下のバイクなども通行できません。

開通前の3月11日には、この新しい道路や橋を歩いたり走ったりできる「夢のかけはしリレーマラソン&ウォーク」というのが開催されて参加者も4300人と大いに盛り上がりました。

開通して実際に走行してきた様子を、360度カメラで撮影したVR動画を見てください。
(※逆方面からの走行動画は臨海道路に記載)

浦添市西海岸道路・浦添北道路(沖縄西海岸道路)

  • 事業区間:沖縄県宜野湾市字宇地泊~浦添市港川
  • 延長:2.0km
  • 道路規格:第1種第3級(自動車専用道路)
  • 設計速度:80km/h
  • 計画交通量:27,000台/日(平成42年度)
  • 車線数:2車線
  • 開通日時:2018年3月18日午後4時
  • 総事業費:288億円

※写真をクリック又はタップすると大きな画像が表示されます。

内閣府沖縄総合事務局ホームページより

那覇港浦添ふ頭地区・臨港道路(浦添線)(沖縄西海岸道路)・浦添市

こちらも先ほどの浦添北道路と同じように、沖縄西海岸道路の一部を形成する道路です。

この臨海道路浦添線と浦添北道路の接続する浦添市港川に、国道58号線に接続する県道である浦添西原線(港川道路)もできる予定です。

楽しみなのはこの臨港道路浦添線沿いに、開発が進められている第一ステージという場所で、沖縄県内の大手スーパーであるさサンエーと国内大手のファッションビルで全国に19店舗あるパルコ(PARCO)が大型商業施設を計画しています。

臨港道路浦添線は広々とした歩道があり、浦添北道路と違い歩行者も通行が可能です。

カーミージーという浦添の海岸があり、この海岸には人の手が加わっていない自然海岸や礁池(イノー)があります。

このカーミージーにも行きやすくなりました。

臨海道路浦添線側の那覇から宜野湾へ走行している様子を360度カメラで撮影しました。

那覇港浦添ふ頭地区・臨港道路(浦添線)(沖縄西海岸道路)

  • 事業区間:那覇港浦添ふ頭地区浦添市西洲~浦添市空寿崎
  • 延長:2.5km
  • 道路規格:第4種第1級
  • 設計速度:60km/h
  • 車線数:4車線
  • 計画交通量:32,100台/日(平成42年度)
  • 開通日時:2018年3月18日午後4時
  • 総事業費:210億円

※写真をクリック又はタップすると大きな画像が表示されます。

内閣府沖縄総合事務局ホームページより

恩納南バイパス(一般国道58号線)・恩納村

恩納村の仲泊から恩納村の南恩納にある恩名交差点までの間の恩納南バイパスが3月8日に開通しました。

今まで、仲泊からOIST(沖縄科学技術大学院大学)までは、開通していたがOISTまで行ったところで、大きく曲がって58号線に戻らなくてはいけなかった。

恩納南バイパスが全線開通し、仲泊から恩名交差点まで一気に行くことができるようになりました。

これで恩納村の海沿いを通っていた国道58号線の渋滞が解消されるでしょう。

特に夏の観光シーズンは、車が増え、常に車が多いイメージでしたが、ホテルモントレやシェラトンホテルなどのリゾートホテルが立ち並ぶエリアを通らずに、先にできていた恩納バイパスに行くことができるようになりました。

恩納南バイパスと恩納バイパスができたことで、非常にスムーズに恩納村を縦断することができるようになりました。

現在は2車線の部分が多いが、4車線化を進める工事が行われるようです。

開通した道路を走行中に360度カメラを車内に設置してVR動画を撮影しました。

恩納南バイパス

  • 事業区間:沖縄県国頭郡恩納村字南恩納~国頭郡恩納村字仲泊
  • 延長:6.5km
  • 道路規格:第3種第2級
  • 設計速度:60km/h
  • 車線数:4車線(現在一部を除いて暫定2車線)
  • 計画交通量:30,100台/日
  • 開通日:2018年3月8日全線開通
  • 総事業費:360億円

※写真をクリック又はタップすると大きな画像が表示されます。

内閣府沖縄総合事務局ホームページより

金武バイパス(一般国道329号線)・金武町

金武町の国道329号線のバイパスが、いよいよ平成31年3月30日(土)に全線開通することが発表されました。

平成23年(2011年)、平成24年(2012年)と一部区間が開通しましたがようやく全線開通となる見込みです。

現在の329号線は米軍基地のキャンプハンセン沿いを通っていますが、今回のバイパスはそれより東側、海側を通るルートになります。

金武町の329号線は米軍基地への移動の車なども増えるためだと思いますが、朝夕に非常に車が多いイメージです。

このバイパスができることで、スムーズに金武町の南北を行き来することができるようになるでしょう。

金武バイパス

  • 事業区間:沖縄県国頭郡金武町字金武中川~国頭郡金武町字金武渡慶頭原
  • 延長:5.6km
  • 道路規格:第3種第2級
  • 設計速度:60km/h
  • 車線数:2車線
  • 計画交通量:11,800台/日
  • 開通日:2018年度(平成30年度)予定(一部区間開通済み)
  • 総事業費:194億円

※写真をクリック又はタップすると大きな画像が表示されます。

内閣府沖縄総合事務局ホームページより

与那原バイパス(一般国道329号線)・西原町~与那原町~南風原町

与那原町与那原から南風原町与那覇までの間の道路が平成30年度に開通する予定でした。

しかしながら、工事区間内に平良原遺跡(たいらばるいせき)と大見武古島遺跡(おおみたけふるじまいせき)の埋蔵文化財発掘調査、発掘調査の影響で開通が遅れることになりました。

開通予定については、まだ調整中のため発表されていません。

開通する予定の区間は、与那原バイパスの全体は西原町小那覇、東崎公園付近から南風原町与那覇の那覇空港自動車道の側道部分、イオン南風原店付近までです。

この側道から那覇空港自動車道に行くことができるのでとても便利です。

国道329号線と国道331号線の合流地点である与那原交差点は、常に渋滞になっている箇所で沖縄県内でも有名な渋滞個所になっています。

この与那原バイパスができると、この与那原交差点を通らずに西原町から那覇空港自動車道の南風原北インターチェンジ付近まで行くことができるようになるので、渋滞解消が非常に期待できる道路です。

なお、今回開通するのは国道329号線の与那原から南風原町与那覇の県道240号線につながるまでが開通予定のようです。

那覇空港自動車道の側道までの全線開通はもう少し時間がかかるようです。

与那原バイパス

  • 事業区間:沖縄県中頭郡西原町字小那覇~島尻郡南風原町字与那覇
  • 延長:4.2km
  • 道路規格:第4種第1級
  • 設計速度:60km/h
  • 車線数:4車線(暫定2車線)
  • 計画交通量:35,300台/日
  • 開通日:2018年度(平成30年度)一部区間開通予定(一部区間開通済み)
  • 総事業費:470億円

※写真をクリック又はタップすると大きな画像が表示されます。

内閣府沖縄総合事務局ホームページより

南風原バイパス(一般国道329号線)・南風原町~那覇市

南風原バイパスは上の与那原バイパスと南風原町与那覇の那覇空港自動車道の側道で合流するバイパスです。

そこから、那覇市上間まで続く予定です。

那覇市上間で南風原バイパスは那覇東バイパスに接続する予定です。

現在の329号線は片側2車線の4車線道路で中央分離帯がなく、右折で店舗などに入る車などでよく道路をふさがれてしまいます。

交差点でも右折車線がない交差点も多くとても走りにくい道路だと思います。

南風原バイパスができれば、イオン南風原店から那覇市識名方面まで便利に行き来できるようになると思います。

南風原バイパス

  • 事業区間:沖縄県島尻郡南風原町字与那覇~那覇市上間
  • 延長:2.8km
  • 道路規格:第4種第1級
  • 設計速度:60km/h
  • 車線数:4車線(一部区間暫定2車線)
  • 計画交通量:35,300台/日
  • 開通日:2018年度(平成30年度)一部開通予定(一部区間開通済み)
  • 総事業費:450億円

※写真をクリック又はタップすると大きな画像が表示されます。

内閣府沖縄総合事務局ホームページより

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